2019-06-21 23:41:00
キアラン・オ・ニールは「エリンの大地に」の登場人物だ。北アイルランドで生まれ育ち、ある事件がきっかけで、「黒きナイフ」とか「氷のテロリスト」と呼ばれるテロリストになる人物だ。
この作品の中でストーリーテラーのような役割を担うのがウルフ・マクギネス。キアランの幼馴染であり、親友だが、14歳の時に母の死によりアメリカに移住してしまう。
この作品の中ではあまり描かれないが、ウルフは移住後、様々な困難を経験し、アメリカの市民権を取る。そして、ベトナム戦争に従軍。除隊し世界中を旅しているときに、ひょんなことから幼馴染だったキアランがテロリストとして悪名高くなっていることを知り、故郷のベルファストに戻ってくる…という設定だ。
ブログなので、好き勝手なことを書いてしまう。
先日、キアランとLINEをした。正確には当時キアラン役をやった役者だ。ウルフ役をやった私にとって、この作品を戯曲として書いた当時、本当に様々な面で支えてくれ、正に親友だなぁ、と勝手に思っていた。
時は過ぎ、お互い年を取った。キアラン、君の中のキアランは元気かい?
私の中のウルフが心配しているよ。また、アイルランドがきな臭くなってきたって・・・・。