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少年時代のキアラン >>
ベンチに座るウルフとエドナ
2019-08-23 16:28:23
この画像は”小説家になろう”に投稿している「エリンの大地に」の登場人物です。あらすじは・・・

 舞台は1970年代の北アイルランド首都ベルファスト。キアラン・オ・ニールはイギリス政府の支配とカトリック系住民の差別撤廃を標榜し、テロ組織のIRA(アイリッシュ・リパブリカン・アーミー)で活動をしていた。そんな中、キアランの幼馴染のウルフ・マクギネスが13年ぶりにベルファストに帰ってきた…。

 上記は連載として現在第10部分まで投稿しています。この絵は第8~10部分の番外編「紫苑の放課後①~③」のうち②に挿入されているものです。

 番外編は本編から離れ、彼らの青春時代を描いているのですが、こそばゆいリア充なわけです。でも、これが本編でキアランがプロテスタント系勢力に憎しみを募らせていく一助になる。詳しくはちょっと長いけど、ぜひ読んでみてください。

 さて、少しだけ裏話…。

 個人的には実はこの二人が付き合ったほうが上手くいくんじゃないかなぁ…。と感じていた私。まだ投稿はしていませんが、ウルフの恋も出てきます。爆弾がどうの、襲撃がどうの、と無骨な内容も多いこの作品。番外編を入れることで急激に恋愛色が強くなったんですが、どうもキアラン、ウルフは相手を間違えてる…。お話上はね、こうでないといけないんです。だって、最後にこの二人の経験もすべてつながりますから。でも、幸せな恋愛をしてほしいなぁ、と思う心もあり、相手が入違っていたら、それぞれ違う人生だったのかな…。と書いてて(描いてても)思います。

 内緒ですが、彼らを見ていると自分の過去を見ているようで、会話なんてどこかで聞いたような…と思ってしまう。勝手に動くキャラ、勝手に話す彼らを見ていると、幸せになってほしいなぁ…と思いつつ、悲劇は連鎖していくのでした…。